青検 - 種田山頭火
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四国遍路日記. 種田山頭火. 十一月一日晴、行程七里、もみぢ屋という宿に泊る。 ... 山頭火はなまけもの也、わがままもの也、きまぐれもの也、虫に似たり、草の如し。 午後近在散歩。 ... 底本の親本:「定本 山頭火全集」春陽堂書店 ...
種田山頭火. このみちや. いくたりゆきし. われはけふゆく ... 行乞記 (一) 種田山頭火. このみちや. いくたりゆきし. われはけふゆく. しづけさは. 死ぬるばかりの. 水がながれて. 九月九日 晴、八代町、萩原塘、吾妻屋(三五・中) ...
行乞記 (二) 種田山頭火. 死をまへの木の葉そよぐなり. 陽を吸ふ. 死ぬる夜の雪ふりつもる ... だらう、そして行乞によつて米代を、三八九によつて酒代を与へられるだらう、山頭火よ、お前は句に生きるより外ない男だ、句を離れてお前は存在しないのだ! ...
述懐. 種田山頭火. ——私はその日その日の生活にも困っている。 食うや食わずで昨日今日を送り迎えている。 多分明日も——いや、死ぬるまではそうだろう。 ... 底本:「山頭火随筆集」講談社文芸文庫、講談社. 2002(平成14)年7月10日第1刷発行 ...
旅日記. 種田山頭火. 年頭所感 ... 私は山頭火になりきればよろしいのである、自分を自分の自分として活かせば、それが私の道である。 歩く、飲む、作る、——これが山頭火の三つ物である。 山の中を歩く、——そこから私は身心 ...
行乞記 (三) 種田山頭火. 鶏肋抄. 霰、鉢の子にも(改作) 山へ空へ摩訶般若波羅密多心経(再録) ... 朝の早いのは、私自身で感心する、今日も四時起床、一浴、読経回向、朝食、——六時まへに出立して三時すぎにはもう戻つて来た、山頭火未老! ...
白い花. 種田山頭火. 私は木花よりも草花を愛する。 春の花より秋の花が好きだ。 西洋種はあまり好かない。 野草を愛する。 ... 底本:「山頭火随筆集」講談社文芸文庫、講談社. 2002(平成14)年7月10日第1刷発行 ...
種田山頭火. 若うして死をいそぎたまへる. 母上の霊前に. 本書を供へまつる. 鉢の子 ... 題して『雑草風景』といふ、それは其中庵風景であり、そしてまた山頭火風景である。 ... (昭和十年十二月二十日、遠い旅路をたどりつつ 山頭火) 柿の葉 ...
夜長ノート. 種田山頭火. 小春日和のうららかさ。 のんびりとした気持になって山の色彩を眺める。 赤い葉、黄色い葉、青い葉、薄黒い葉——紅黄青褐とりどりのうつくしさ。 ... 底本:「山頭火随筆集」講談社文芸文庫、講談社. 2002(平成14) ...
白い路. 種田山頭火. 熟した果実がおのずから落ちるように、ほっかりと眼が覚めた。 働けるだけ働いて、寝たいだけ寝た後の気分は、安らかさのうちに一味の空しさを含んでいる。 ... 底本:「山頭火随筆集」講談社文芸文庫、講談社. 2002(平成14) ...
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