青検 - 種田山頭火

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四国遍路日記. 種田山頭火. 十一月一日 晴、行程七里、もみぢ屋という宿に泊る。 ... 山頭火はなまけもの也、わがままもの也、きまぐれもの也、虫に似たり、草の如し。 午後近在散歩。 ... 底本の親本:「定本 山頭火全集」春陽堂書店 ...
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種田山頭火句集. 草木塔. 若うして死をいそぎたまへる. 母上の霊前に. 本書を供へまつる ... 題して『雑草風景』といふ、それは其中庵風景であり、そしてまた山頭火風景である。 ... 底本:「筑摩版現代日本文学大系95現代句集 種田山頭火篇」 ...
雑記. 種田山頭火. 私には私らしい、庵には庵らしいお正月が来た。 明けましてまずはおめでとうございます、とおよろこびを申しあげる。 ... 底本:「山頭火随筆集」講談社文芸文庫、講談社. 2002(平成14)年7月10日第1刷発行 ...
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現時の俳壇に対して望ましい事は多々あるが、最も望ましい事の一つは理解ある俳論の出現である。 ... それとおなじ意味に於て、私は『情理をつくした俳論』を要望する。 ... 底本:「山頭火随筆集」講談社文芸文庫、講談社. 2002(平成14)年7月10日第1刷発行 ...
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三八九雑記. 種田山頭火. なんとなく春めいてきた、土鼠(もぐら)がもりあげた土くれにも春を感じる。 ... 底本:「山頭火随筆集」講談社文芸文庫、講談社. 2002(平成14)年7月10日第1刷発行 ...
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述懐. 種田山頭火. ――私はその日その日の生活にも困っている。 食うや食わずで昨日今日を送り迎えている。 多分明日も――いや、死ぬるまではそうだろう。 ... 底本:「山頭火随筆集」講談社文芸文庫、講談社. 2002(平成14)年7月10日第1刷発行 ...
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白い花. 種田山頭火. 私は木花よりも草花を愛する。 ... 家のまわりや山野渓谷を歩き廻って、見つかりしだい手あたり放題に雑草を摘んで来て、机上の壺に投げ入れて、 ... 底本:「山頭火随筆集」講談社文芸文庫、講談社. 2002(平成14) ...
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白い路. 種田山頭火. 熟した果実がおのずから落ちるように、ほっかりと眼が覚めた。 働けるだけ働いて、寝たいだけ寝た後の気分は、安らかさのうちに一味の空しさを含んでいる。 ... 底本:「山頭火随筆集」講談社文芸文庫、講談社. 2002(平成14) ...
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行乞記 (二) 種田山頭火. 死をまへの木の葉そよぐなり. 陽を吸ふ. 死ぬる夜の雪ふりつもる ... 唐津局で留置の郵便物をうけとる、緑平老、酒壺洞君の厚情に感激する、私は――旅の山頭火は――友情によつて、友情のみによつて生きてゐる。 ...
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雑信(二) 種田山頭火. 今朝、思いがけなく本集をうけとりました。 前集ほど振っていないという評には誰も異議はありますまい。 句が総じてダレています。 ... 底本:「山頭火随筆集」講談社文芸文庫、講談社. 2002(平成14)年7月10日第1刷発行 ...
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