青検 - 山路愛山
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山路愛山. 秋の野に虫の声を聞く者、誰れか一種の幽味を感ぜざらん。 渠(か)れ唯己がまゝに鳴くなり、而(しか)も人をして凄絶(せいぜつ)絶(わんぜつ)ならしむ、詩人の天地に於ける亦固より彼の音響なり、渠れ唯己がまゝに ...
北村透谷君. 山路愛山 ... 予は之れを読んで其言の欝愴(うつさう)たるを奇としたりき。 ... 底本:「現代日本文學大系 6 北村透谷・山路愛山集」筑摩書房. 1969(昭和44)年6月5日初版第1刷発行. 1985(昭和 ...
透谷全集を読む. 山路愛山 (一) 僕は透谷全集を読んで殆んど隔世の感あり。 透谷の精力の或部分は実に僕を攻撃する為めに費されたるものなりしことは僕の今にして慙愧(ざんき)に堪(た)へざる所なり。 ... 6 北村透谷・山路愛山集」筑摩書房 ...
明治文学史. 山路愛山. 序論. 飛流直下三千丈、疑是銀河落九天。 是豈(あに)明治の思想界を形容すべき絶好の辞に非(あら)ずや。 ... 底本:「現代日本文學大系 6 北村透谷・山路愛山集」筑摩書房. 1969(昭和44)年 ...
信仰個条なかるべからず. 山路愛山. 旗色分明ならずんば三軍何を以て向ふ所を知らんや。 信条は異論に対し、他派に対し、同一普通の信仰を有する一隊が敵と味方と朋友とを区別せんが為めの旌旗(せいき)なり。 ...
唯心的、凡神的傾向に就て(承前) 山路愛山. 女学雑誌社を代表者として、現出せし一派の流行思想(カレント、ソート)(吾人(われら)は之れを唯心的、凡神的の傾向と云ふ、直ちに之を唯心論、凡神論なりとは曰はず)は左の現象を示したり。 ...
凡神的唯心的傾向に就て. 山路愛山. 三個の青年、草庵に渋茶を煎(せん)じて炉を囲む、一人は円顱(ゑんろ)に道服を着たり、一人は黒紋付の上に袈裟(けさ)を掛けたり、三人対座して清談久し。 ... 底本:「現代日本文學体系 6 北村透谷・山路愛山集」筑摩書房 ...
頼襄を論ず. 山路愛山. 文章即ち事業なり。 文士筆を揮(ふる)ふ猶英雄剣を揮ふが如し。 共に空を撃つが為めに非ず為(な)す所あるが為也。 ... 底本:「現代日本文學大系 6 北村透谷・山路愛山集」筑摩書房. 1969(昭和 ...
底本:「現代日本文學大系 6 北村透谷・山路愛山集」筑摩書房. 1969(昭和44)年6月5日初版第1刷発行. 1985(昭和60)年11月10日初版第15刷発行. 初出:「平和 一號」平和社(日本平和會) 1892(明治25)年3月15日. 入力: ...
丁度股引尻からげ天秤棒を肩にした姿を山路愛山君(やまぢあいざんくん)に見られ、理想を実行すると笑止な顔で笑はれた。 買つて戻つた天秤棒で、早速翌朝から手桶とバケツトを振り分けに担(にな)うて、汐汲みならぬ髯男の水汲みと出かけた。 ...
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